ソルヘイマヨークトル氷河、壁を登るか氷上を歩くか
Sólheimajökullのアイスクライミングツアーは、どれも氷河ハイクから始まります。だから迷うのは、その上にロープでの登攀を加えるかどうかだけです。ここでは2つの違いを4つの点から比べ、登りたい人と歩きたい人が混ざったグループでも1つのツアーにまとめる方法を紹介します。
ここでの登攀は、すべてハイクから始まる
このサイトで紹介するツアーは、どちらも氷壁のふもとまで直行するわけではありません。駐車場から氷河まで歩き、アイゼンを着けて、ロープを取り出す前にまず徒歩で氷の上を進みます。
この歩きが氷河ハイクの部分で、どちらのツアーでも時間の大半を占めます。登攀はガイドが当日に選ぶ1か所での短いセッションで、急な氷壁やムーラン(氷河の縦穴)の縁であることが多いです。
ハイクだけのツアーも同じソルヘイマヨークトルの駐車場から出ていて、ロープを使わない分だけ安くなります。このサイトでは扱っていませんが、登攀に惹かれていないなら十分に検討の価値がある選択肢です。

1つ目の違いはロープ
ハイクではアイゼンとヘルメットを着け、ガイドの後ろについて一列で氷の上を歩きます。クライミングではさらにハーネスを着けてロープに結び、アイスアックスを使って壁を少しずつ登っていきます。
誰かが登る前に、ガイドがロープの仕組みを設置します。Tröllの掲載ページにもはっきりそう書かれています。ロープは自分より上を通っているので、足を滑らせても氷の上を滑り落ちず、ロープにぶら下がるだけで済みます。
この仕組みがあるから、初心者でも登れます。一方でクライミングツアーの進みがゆっくりで、1人あたりの料金が高くなる理由でもあります。全員が順番に壁に取り付き、その間ほかの人は待って見守るからです。
2つ目の違いは時間の使い方
Tröll Expeditionsの4時間は、おおよそ氷までの徒歩約30分と安全説明約30分に分かれます。そのあと氷河の上で約1時間を過ごし、登攀はその1時間の中に含まれ、最後にベースまで歩いて戻ります。
つまり登攀は1日の全部ではなく、短い時間の中のハイライトです。尾根やクレバスのそばをもっと長く歩きたいなら、クライミングツアーは長めのハイクよりその時間が短くなります。
Arctic Adventuresは駐車場から約5.5時間と、もう少し長い半日ツアーです。苔に覆われた谷を登って氷河に上から近づくルートで、氷河とその氷河湖を見渡してから、グループで氷の上に出ます。
掲載ページでは氷上のムーランや青い氷の尾根に触れ、そのあと自然の氷壁でアイスクライミング入門を行うとしています。氷の状態は週ごとに変わるので、どこへ行くかはガイドが決め、特定の地形が見られる保証はありません。
3つ目の違いは年齢
2つのタイプを何より分けるのは年齢制限です。Tröll Expeditionsは12歳から登れますが、Arctic Adventuresは14歳からで、靴のサイズEU 35以上も条件です。
同じ駐車場から出るハイクのみのツアーは、たいてい小さな子どもも参加できます。9歳や10歳の子ども連れなら歩くほうが向いています。年齢制限は会社ごと、ツアーごとに違うので、選んだ掲載ページで必ず確認してください。
Arcticの掲載ページには、妊娠中の方や移動に制約のある方には向かないとも書かれています。アイゼンを着けて凸凹の氷の上を数時間歩くだけでも、最後の登攀がなくても膝と足首にはかなりの負担です。
4つ目の違いは体力
氷河ハイクは、短い上り下りを挟みながらアイゼンで一定のペースで歩くものです。普通の体力があればたいていの人はこなせますが、足裏を氷に平らに置くコツをつかむまでの最初の30分ほどは少し違和感があります。
登攀は短時間の集中した運動で、前腕がすぐに疲れます。上手な人は脚で押し上げ、アイゼンの前爪を氷に蹴り込んで立ち上がります。始める前にガイドがやり方を教えてくれます。詳しくは登攀のきつさのページで解説しています。
どちらのツアーも経験は不要で、掲載ページには初心者歓迎とあります。ただしリスクがないわけではありません。クレバスのある動く氷の上にいるので、資格を持つ氷河ガイドが一歩一歩を先導します。
写真を撮るために縁まで行くだけでも、ガイドなしで氷河に入らないでください。氷の下には、初めての人には見分けられないクレバスやムーランが隠れています。
両方を楽しみたいグループに1つのツアー
Arctic Adventuresのハイク+クライミング(約203ドルから)は、半分が登りたくて半分が歩きたいグループに合います。アイスクライミング入門は任意なので、歩くだけの人はロープを使わずにハイク全体に参加できます。
その柔軟さと引き換えに、オプションによってはグループが大きくなります。通常のグループは最大19人、少人数オプションは最大8人です。支払う前にオプション名をよく読んでください。
Tröll Expeditionsのクライミング(約229ドルから)は、全員が壁に挑みたいときの、より少人数の選択肢です。グループは6人以下で、料金にはクライミングブーツとコーヒー、チョコレートが含まれます。
全員がロープで登る、最大6人
Tröll Expeditionsは少人数制で、氷上の1時間を登攀の壁を中心に組み立てています。集合は氷河駐車場のそばにある同社のベースなので、そこまでの移動は自分で手配してください。
Arctic AdventuresとTröllの比較ページで2つのツアーを並べて比べられます。ブーツ代や昼食まで含めた総額は料金ガイドにまとめました。どちらのツアーも前日までなら無料でキャンセルできます。
結局、どちらを予約する?
アイスランドの思い出にはっきりした挑戦を1つ残したくて、12歳以上なら、クライミングを予約しましょう。小さな子ども連れの場合や、壁の前で待つより歩く時間を楽しみたい場合は、ハイクがおすすめです。
クライミングツアーは天候次第で一年中催行されているので、季節は思うほど重要ではありません。日程を決める前に登るのに最適な時期を、予約したら氷上での服装を読んでおいてください。
自分で運転して行きますか?氷河までのドライブは、条件がよければレイキャビクから国道1号線で約2〜2.5時間です。Tröllには送迎がないので、このツアーでは特に大事なポイントです。